環境保全活動

商品開発での取り組み

エコ素材を使った商品開発

素材メーカーの帝人と共同開発したニトリオリジナルランドセルは、生地にペットボトルを原料にしたリサイクル繊維を使用し、環境に配慮した商品です。

このリサイクル繊維は、LCA(ライフサイクルアセスメント=商品の製造から輸送、販売、使用、廃棄、再利用における環境負荷評価の手法)に基づいた調査の結果、石油を原料とする場合に比べてCO2排出量で47%、エネルギー消費量で33%の環境負荷低減効果があります。

注:リサイクルされずに焼却した時に排出されるCO2を加算した場合の数値((株)産業情報研究センター試算結果)

エコ素材を使った商品開発のイメージ

商品パッケージの簡素化

無駄な個別包装をなくす、FRM(フロア・レディ・マーチャンダイズ=個別パッケージを廃し、店への納品時にそのまま陳列できる商品)を推進する等の取り組みを行っています。

廃木材・廃プラスチックを活用した商品開発

ニトリ法人事業部では、法人のお客様に対して、廃木材、廃プラスチックを利用した野外ベンチを提案し、好評をいただいています。

工場での取り組み

木材や塗料の有効活用

大切な木材資源を最大限活用するため、ベトナム、インドネシアの自社工場では、製造段階で出た端材を家具の補強材等に利用しています。
さらに小さな木屑も無駄にせず、塗装を乾燥させるためのボイラーの燃料にし、ゴミの削減に取り組んでいます。燃料は1,000~1,500℃の高温で焼却し、排煙が出ないよう配慮しています。
また、家具製造で出た塗料の残りを、機械を洗浄するための溶剤に再利用しています。

物流での取り組み

輸送の効率化によるCO2排出量の削減

商品輸送を効率化し、移動距離を短縮することで、CO2排出量の削減に取り組んでいます。

例えば、お客様に商品を発送する際、一旦社内の物流拠点を経由してからでないとお届けできなかったものを、中継地点を廃し、製造元から直接お客様宅へ発送できる仕組みの構築等を行っています。
このような取り組みの結果、1店舗あたりのCO2排出量は減少傾向にあります。

国内物流における一店舗あたりCO2排出量の推移
国内物流における一店舗あたりCO2排出量の推移のグラフ

TOPICS

商品の梱包サイズ圧縮による輸送の効率化

商品の梱包サイズを圧縮することで一度に運べる商品の数を増やし、輸送回数を減らす取り組みを行っています。これにより、CO2排出量の大幅な削減に貢献しています。

これまでクッションや布団などの比較的小さな商品を対象に行ってきましたが、現在は、大型家具であるスプリング入りのベッドマットレスでも取り組みを実施しています。このベッドマットレス圧縮により、コンテナ数にして年間約800コンテナ、CO2排出量にして年間約550t-CO2削減できる見込みです。

商品の梱包サイズのイメージ

コンテナラウンドユースの活用

コンテナラウンドユースとは、輸入コンテナから荷物を降ろした後、空いたコンテナを、輸出のための荷物の輸送に継続して利用する仕組みのことです。ニトリでは多数のお取引先にご協力いただき、2016年度、約3,500コンテナでラウンドユースの仕組みを適用、空コンテナを輸送する無駄を省くことで約130t-CO2ものCO2排出量を削減することができました。

[従来の方式]
従来の方式の図
[コンテナラウンドユース]
コンテナラウンドユースの図

店舗での取り組み

店舗の省エネ化

2013年度の新規店舗より、天井照明にLEDの導入を開始、既存店舗も順次切り替えを行っています。照明以外にも、ヒートポンプ型空調設備、デマンドコントローラー(電力量を抑制するシステム)、BEMS(電力管理システム=一部店舗のみ)などの設備を導入し、省エネ化を図っています。

エコ梱包資材の活用

拠点間の家具商品輸送には、再利用可能な専用梱包資材を使用し、段ボールやウレタンフォームなどの使用量を削減しています。2014年度は箱物家具(食器棚等)の専用梱包材を全国約200の店舗に導入しました。今後も拡大導入していき、それによって年間10tトラック55台分ほどのゴミの排出を削減できる見込みとなっています。

売上高あたり年間ダンボール排出量
売上高あたり年間ダンボール排出量のグラフ

店頭販促パネル素材の見直し

店舗に設置している販促パネルの素材を変えることで環境負荷の低減を図っています。これまでは、年間約10万枚ものスチレンボード(発泡スチロール板に紙を貼ったもの)を使用しており、使用期間が終われば全て廃棄していました。これをプラスチックのフレームに紙を入れ換えて使用する方式に変更することで、廃棄物量を大幅に削減することができました。また、厚さ約5mmのスチレンボードを紙へ変更することで、海外の製造工場から店舗への輸送効率が大幅にアップし、CO2排出量削減にも効果を発揮しています。

電気自動車充電設備の導入

麻生店、豊中店、宜野湾店に電気自動車充電設備を導入しました。
2015年度には、将来的な、EV・PHV車の普及を見越した地域・顧客サービスの拡充のため、全国204店舗に554台の普通充電器を導入しました。

エコカーの導入

従業員が業務で使用する車輌を、環境負荷の低いエコカーへ転換を図っています。2015年度には、従業員の店舗間の移動や商品運搬に使用する為、10台の電気自動車をリース導入しました。
災害時の蓄電機能としても活用していきます。

オフィスでの取り組み

Web会議システムの導入

「WEB会議システム」を導入することで個人のPCからいつでもどこでも会議やミーティングを行える体制を整えました。これにより、人の移動によるCO2排出量の削減につながっています。

ペーパーレスの推進

  • 各種帳票の電子化(改善前に比べ、店舗での紙の使用を約45万枚削減)
  • 両面印刷奨励等による印刷枚数の削減
  • 会議室へプロジェクターを配備し、紙での会議資料配布の廃止などの取り組みを行っています。

節電活動

クールビズへの取り組みや、エアコン設定温度の見直し、照明の減灯、窓ガラスへの遮熱施工の実施等省エネ化を進めています。各事務所においては、LED照明の導入を推進しています。また、関東・関西の物流拠点へは高反射板付き蛍光灯を導入し、電力使用量の削減に効果をあげています。

ライトダウンキャンペーンへの参加

地球温暖化防止対策の1つとして、夏至の日と七夕の日に環境省が呼びかける「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」に参加しています。

ライトダウンキャンペーンHPへ

TOPICS

「低炭素杯2017」のご報告

昨年に引き続き「低炭素杯2017」に協賛いたしました。 「低酸素杯」は、学生から企業まで、様々な立場から地球温暖化防止の斬新な知恵や活動内容を披露し、地球環境の改善意識を高めていこうとする取り組みです。 ニトリは、環境への取り組みを通して、夢や希望に満ちた輝かしい未来をみんなで築いていきたいという想いから「ニトリ最優秀 夢・未来賞」を創設し、2017年度は、徳島県立小松島西高等学校勝浦校(徳島県立新野高等学校)緑のリサイクル・ソーシャル・エコ・プロジェクトチームの「緑のリサイクルモデル・『刈草堆肥』でストップ温暖化」へ授与いたしました。 緑のリサイクル・ソーシャル・エコ・プロジェクトチームの取り組みは、温暖化の原因を突き詰め「刈草」という身近にあってすぐに気がつかないものを問題点として発見し、堆肥の開発と実用販売まで自分達で行うというチャレンジ精神に溢れたものです。 また、家庭を始め、地域・学校に普及活動を行い、長期的視野を持って温暖化対策に取り組んでいることは、ニトリの掲げるロマンとビジョンを持って世界に向けてチャレンジするという理念に通じるものがありました。 彼らの取り組みが、徳島から全国へ、そして世界へと広がり、未来へ繋がっていくことを願っています。 今後も、このような活動への協賛を通じて、低炭素社会作りに貢献してまいります。

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