キャリア 2021.05.03

似鳥国際奨学財団を通して家族と出会ってもらいたい。ニトリが奨学生にかける想い

こんにちは。

公益財団法人 似鳥国際奨学財団の業務を担当している@hakuです。

▲ @haku ※撮影時のみマスクを外しています。

皆さんは似鳥国際奨学財団をご存知でしょうか。学校やニトリの店舗に、奨学生募集に関するポスターも掲示しているので、今度探してみてください。

当財団は、似鳥会長の私財寄附により、2005年3月に設立した公益財団法人です。国内外において延べ7,040名の学生さんに給付型の奨学金を支給してきました。

私の仕事は、主に国内外の奨学生の募集と採用、海外大学との商談や契約の手続き、そして国内外で年数回開催する交流会イベントの企画、運営などです。交流会は300人前後の学生さんが参加します。海外での交流会も含め、準備から実行までの全てを体験できます。業務量の範囲がとても広く、毎回新しいことへの挑戦ばかりでやりがいを感じています。

財団の目的は、奨学生の皆さんがより安心して勉学に励むこと、より楽しい学生生活を過ごすことができるようにお手伝いをすることです。外国人留学生のほとんどはたった一人で留学することが多く、家族も友人も身近にいません。当財団を通じて家族に代わる関係を築いてもらい、留学先でも安心して学べる環境をつくりたい。そんな想いで私たちは活動をしています。

▲ 交流会の様子

交流会で初めて会う奨学生同士が、国境を越えて楽しい時間を過ごしている姿を見ることができるのはとても嬉しいです。奨学生からは「外国籍の仲間が増えた」「先輩に就職活動の相談ができた」などの声を、卒団生からは「大学の教授に就任することができた」などさまざまな声を聞くことができます。これらの声を聞くことで財団の活動が社会貢献に繋がっているのだと実感できます。「誰かのために」という想いを持って進められる仕事であり、私自身も毎日がとても充実しています。

「中国と海外の架け橋になりたい」

私はこの夢をもって、10年前に外国人留学生として中国から来日しましたが、日本での生活は過酷を強いられました。

来日当時、私は日本語をほとんど喋ることができず、路線図の見方もわかりませんでした。空港から学生寮までの道のりを道端で声をかけてくれたご老人、交番の警察官に助けていただき、電車で2時間の距離を6時間かけ、なんとか学生寮に辿り着くことができました。とんでもなく不安だったのを今でも覚えています。

大学に入ってからは課題に追われる日々でした。学費と生活費を稼ぐために、同時に3つのアルバイトを掛け持ちしていました。ゆっくりと過ごす時間は全く確保することはできませんでした。

そんな時に出会ったのが、似鳥国際奨学財団です。奨学金のおかげでアルバイトを減らすことができ、その分の時間を研究に費やすことができたのです。 交流会に参加している学生は外国人留学生のみです。学生寮には日本人学生だけだったので、なかなか友人をつくる機会がなかったですが、財団主催の交流会を通じてさまざまな友人に出会うことができました。

▲ @hakuが奨学生として参加した交流会

交流会で出会った仲間とは卒業した今でも連絡を取り合っています。さらにOBOG会を立ち上げ、財団の卒団生たちの交流を深める活動をしています。

誰かに喜んでもらえる奨学財団の仕事に就きたいと入社当時から思っていました。ニトリに入社し4店舗での店舗勤務を経て、今の仕事に就く目標を叶えました。

▲ 似鳥会長自らサンタのコスプレをし、学生たちと交流会を楽しむ

しかしここで終わりではありません。

今後は中国と海外を繋げる役割を担っている貿易改⾰室や外国籍の社員がより安⼼して働くことのできる職場環境をつくるため⼈事の部署に就きたいです。

とは⾔っても架け橋となるための道のりは平坦ではないと思いますが、仲間と一緒に頑張って取り組んでいきたいと思います。

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