お知らせ
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2022/05/14
【最新の開館状況】通常通り開館中
現在、小樽芸術村は通常通り開館しています。 【開館時間】 9:30~17:00(ご入館は16:30まで) 【休館日】 無休(~10月末日まで) ※ 展示替等のため臨時休館する場合がございます ※ 5月22日(日)、6月4日(土)はステンドグラス美術館が一部貸切となります。詳細はこちら 新型コロナウイルスの感染拡大状況により、開館時間、休館日を変更する場合がございます。 本欄にて最新情報をお知らせして参りますので、お出かけ前にご確認ください。 当館における新型コロナウイルス感染予防対策につきましては、「開館状況と感染症予防・拡散防止対策について」をご覧ください。 -
2022/05/14
【開催中】小樽芸術村 企画展「川瀬巴水と吉田博 水辺の詩」
小樽芸術村「旧三井銀行小樽支店」では、2022年4月28日(木)より企画展「川瀬巴水と吉田博 水辺の詩」を開催しております。 画像が表示されない方はこちら→表/裏 川瀬巴水と吉田博は、大正から昭和にかけて風景版画の分野で活躍した画家です。 木版の高い技術を用いて、海や川、湖、さらには雨上がりの水たまりなど、絶えず表情を変える「水」を魅力たっぷりに表現しました。 巴水はかつて「静かな水辺の風景は版画にも適するし私も好きだ。朝、夕、夜、水、雲などに取材した静的な世界を私は愛する」と語っています。 この言葉の通り、天候や時間帯などの要素を巧みに画面に織り込みながら、情感溢れる作風で人気を集めました。 一方、博は国内外の山岳風景を描いたことで知られますが、渓流や瀬戸内海などの水辺に取材した作品も数多く残しています。 水の流れをつぶさに観察し、版画の彫りや摺りまで自ら監督することで、複雑でありながらも透明感のある唯一無二の風景表現にたどりつきました。 本展では、小樽芸術村の収蔵作品の中から、巴水が実際に小樽を訪れ描いたスケッチを元に制作された《日本風景集第一輯 東日本篇 小樽之波止場》などの初公開作品を含む、巴水と博の木版画約100点を展示します。 海辺のまち小樽で、詩情豊かな水辺の風景をお楽しみください。 [関連企画] 見どころ解説&映画「版画に生きる 川瀬巴水」上映会 担当学芸員による展覧会の見どころ解説と、川瀬巴水が版画制作に取り組む姿を捉えた記録映画「版画に生きる 川瀬巴水」(約40分)の上映を行います。 日時/①5月24日(火)14:00~15:00 ➁5月28日(土)11:00~12:00(各回30分前より開場) 定員/10名様(お電話またはメールにて要予約) 料金/本展のチケットをお持ちの方は無料 ※ 受付時に本展のチケットをご提示ください ※ 別日に購入したチケットも利用可能です ※ チケットをお持ちでない方は当日受付でお買い求めください 会場/小樽芸術村 旧荒田商会2F ※ ステンドグラス美術館受付までお越しください [ご利用案内] 会期/2022年4月28日(木)~6月5日(日) ※ 5月21日(土)のみ臨時休館いたします 会場/小樽芸術村 旧三井銀行小樽支店 開館時間/9:30~17:00(最終入場16:30まで) 入場料/一般1,000円、学生600円、高校生500円、小・中学生300円 ※ あわせて旧三井銀行小樽支店内をすべてご覧いただけます ※ 学生・高校生・中学生は学生証の提示が必要です ※ 障がい者手帳をお持ちの方無料(介護者の方は1名様のみ無料) [新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い] ●発熱や体調不良等の症状のある方はご来館をお控えください。 ●ご入場の際はマスクの正しい着用と手指消毒をお願いいたします。 ●一定の間隔をあけた鑑賞をお願い致します。 ●混雑時には入館にお時間をいただく場合がありますので、ご了承願います。 ☆出品作品のご紹介 ・川瀬巴水《小樽之波止場》 ・吉田博《吉田博《瀬戸内海集第二 鞆之港》 ・吉田博《櫻八題 鐘楼》 皆さまのお越しを心よりお待ちしております。 -
2022/05/14
【今週の1点】《湖上を歩くキリスト・紅海を渡るモーセ・キリストの洗礼》
今週も、4月28日に開館した西洋美術館で展示中の作品をご紹介いたします。 画像が表示されない方はこちら 《湖上を歩くキリスト・紅海を渡るモーセ・キリストの洗礼》 1857年 イギリス 旧約聖書の出エジプト記にある有名な場面「紅海を渡るモーセ」を中心に、新約聖書の「湖上を歩くキリスト」、「キリストの洗礼」という水に関係した場面を描いたステンドグラスです。 中央のパネルに注目。モーセの背後に描かれているのは、聖母マリア、幼いイエス、聖ヨセフとみられます。旧約聖書の場面に新約聖書の人物が描かれるこのような図像配置は、大変珍しいものです。(金澤) -
2022/05/07
5月22日(日)、6月4日(土)10:45~12:15まで ステンドグラス美術館貸切のお知らせ
誠に勝手ながら、下記の日時は、結婚式利用のためステンドグラス美術館を貸切と致します。 貸切となる日時 2022年5月22日(日)、6月4日(土)10:45~12:15まで ご来館を予定されていたお客様にはご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解、ご協力賜りますようお願い申し上げます。 -
2022/05/07
【今週の1点】ジャック・グリュベール《睡蓮とアイリス》
今週は、4月28日に開館した西洋美術館で展示中のステンドグラスの中から《睡蓮とアイリス》をご紹介いたします。 画像が表示されない方はこちら 睡蓮とアイリス ジャック・グリュベール 1905~1910年頃 フランス アール・ヌーヴォーを代表する作家の一人ジャック・グリュベールによる作品です。 グリュベールがこの時期最も好んで描いたテーマである睡蓮やアイリスが、 腐食技法や重ね合わせたガラスで表現されています。 パネル左下のグリュベール本人によるサインには、 名前、ステンドグラス絵付け職人という役職名、住所が記されています。 【パネル左下のサイン】画像が表示されない方はこちら また、西洋美術館2Fの展望ルームでは、 本作と「花と鳥のいる風景」の制作技法を詳しくご紹介しております。 【技法展示風景】画像が表示されない方はこちら ご来館の際はぜひご覧くださいませ。みなさまのご来館お待ちしております。(神)
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