北海道に生まれ育てられたニトリグループが、長年のみなさまのご恩に報いる手段の一つとして、
2016年7月に「小樽芸術村」を開設。
その後、みなさまに支えられ、
本事業が公益性の高い取り組みと認められたため、
2020年10月より、公益財団法人 似鳥文化財団の公益事業として運営を開始しました。
小樽市は、1869年(明治2年)海官所が設置され、船の自由航行が可能となって以来、
北海道の海の玄関口として栄え、
昭和初期にかけて金融機関や船会社、商社などの進出により、
まさに経済の中心地として北海道発展の基礎をつくった地域です。
ここ小樽が栄華を誇っていた20世紀初頭に建造された
旧荒田商会、旧高橋倉庫、旧三井銀行小樽支店、旧北海道拓殖銀行小樽支店、旧浪華倉庫の5棟を中心に、
それぞれの建物にその時代を華やかに彩ってきた日本や世界の優れた美術品・工芸品を展示公開することで、
多くの方々にご覧いただき、豊かな気持ちと感動する心を育み、
文化・芸術の素晴らしさを世界に発信していく場所にしていきたいと願っています。
第22回小樽市都市景観賞 受賞