小樽芸術村では、4月26日から10月14日にかけて、当館が所蔵する浮世絵の展覧会を4期に分けて開催します。
その関連企画として、小樽を拠点に活躍されている方々をお招きし、各期の展示テーマにちなんだお話をしていただきます。
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【第1回】
6月1日(土)10:30-12:00
「清親と巴水の作品に描かれた気象現象の考察」
講師:大鐘 卓哉(小樽市総合博物館学芸員)
小樽芸術村浮世絵コレクション展第1期 「小林清親 『光線画を中心に』」の関連講座です。
浮世絵師たちは、雲や虹、蜃気楼など、さまざまな空模様を描いています。
描かれた気象現象について、科学的な視点から解説していただきます。
【第2回】
6月29日(土)10:30-12:00
「昭和初期の小樽と旅」
講師:佐藤 圭樹 (有限会社ウィルダネス代表)
小樽芸術村浮世絵コレクション展第2期 「川瀬巴水『旅』」の関連講座です。
昭和初期に小樽を訪ねていた川瀬巴水にちなみ、当時の小樽のようすや旅事情について、小樽の歴史に詳しい編集者にお話ししていただきます。
【第3回】
8月8日(木)13:30-15:00
「おっかない浮世絵のはなし」
講師:新明 英仁(市立小樽美術館館長)
小樽芸術村浮世絵コレクション展第3期 「おっかない浮世絵~月岡芳年を中心に~」の関連講座です。
妖怪、幽霊、血みどろ絵。幕末から明治にかけて描かれた恐怖のイメージについての、怖くて面白いおはなし。
【第4回】
9月14日(土)10:30-12:00
「月岡芳年《月百姿》における物語性―同時代の文学者についての話と共に―」
講師:亀井 志乃(市立小樽文学館学芸員)
小樽芸術村浮世絵コレクション展第4期 「月岡芳年《月百姿》」の関連講座です。
和漢の物語や詩歌などを題材とした月岡芳年最後の大作《月百姿》について、文学研究者の視点から読み解きます。
◇詳細◇
参加費:各回一般1,000円・友の会会員800円・学生500円
(※浮世絵コレクション展の入場チケット・飲み物つきです)
会 場:小樽芸術村 ミュージアムカフェ2階
定 員:各回20名様(先着順)
※参加にはご予約が必要です。
お電話またはe-mailで①氏名②住所③電話番号をお伝えの上、お申し込みください。
電話:0134-31-1033(受付時間9:30-17:00) または e-mail:otaru-art-base-info@np-inc.jp
みなさまのお越しを心よりお待ちしております。