似鳥美術館の2階および3階にて開催してきた小さな展覧会「トピック展」は、
2024年4月から「ちっちゃこい展」としてリニューアルいたしました。
「ちっちゃこい」とは北海道の方言で「小さい」の意味。
コンパクトな規模感はそのままに、ますます充実した展示内容を目指します。
いずれも似鳥美術館の入館料でご覧いただけます。
▶今年度のスケジュールはこちら
--------------------------------------------------------------------------------------------
【似鳥美術館2F】
ちっちゃこい展「小磯良平 挿絵の中のひとびと」
会期:2024年9月26日(木)~11月12日(火)
昭和を代表する洋画家・小磯良平は、油彩画に取り組むかたわら、書籍の装幀や雑誌の表紙絵、小説の挿絵などブックワークの分野でも長きに渡って活躍しました。
中でも、生涯で30本以上の長編小説を担当した挿絵では、美しい描線による豊かな人物描写が高く評価されています。
本展では、当館に200点以上収蔵されている小磯の小説挿絵の下絵の中から、人物描写へのこだわりが垣間見える作品をご紹介します。
読書の秋、物語の世界を豊かに彩った挿絵への取り組みをじっくりとお楽しみください。
【似鳥美術館3F】
ちっちゃこい展「小村雪岱ここにあり」
会期:2024年9月26日(木)~11月5日(火)
大正から昭和初期にかけて活躍した知る人ぞ知る画家・小村雪岱。小説の一場面を巧みに映し出した挿絵版画で、そのモダンな江戸情緒をご覧能ください。