小樽芸術村 OTARU ART BASE

お知らせ

2025/01/13

【終了】横山大観特集 -ちっちゃこい展 日本画 in winter land-

似鳥美術館3階展示室で、ちっちゃこい展「日本画 in winter land」PartIとして、横山大観特集を展示しています。

◇近代日本画の巨匠・横山大観

普段、美術にあまり興味の無い方でも、横山大観の作品を見たり、名前を聞いたことがある(ような気がする)かもしれません。大観は90年の長い生涯で、数多くの作品を残しました。日本各地の美術館で彼の作品を見ることができます。

似鳥美術館では年間を通じて4階展示室で大観の作品を展示しています。

◇油彩画の画家たちと大観

今回は、さらに3階でも大観作品を展示。油彩画の展示室に大観の絵を架けるのは意外かもしれませんが、実は大観は、明治・大正・昭和にかけて大観が同じ時代を生きた画家たち、たとえば黒田清輝(明治期に日本における油彩画の分野を確立)や岸田劉生(大正期を代表する画家)、藤田嗣治(主に昭和期に活躍)らと同時代を生きていました。ここで改めて、大観が目指した日本画ならではの奥行きの表現や、日本らしさを演出するモティーフの模索にぜひご注目ください!

大観が試みた「朦朧体」は同時代のインド絵画にも影響を与えたといわれています。そのきっかけとなった師・岡倉天心やインドの思想家・タゴールとの交流を示す資料も併せて紹介しています。

 

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