小樽芸術村 OTARU ART BASE

お知らせ

2021/08/22

【終了】企画展「歌川広重 名所江戸百景」

小樽芸術村では6月30日より、企画展「歌川広重 名所江戸百景」を開催いたします。
本展では、歌川広重が晩年に制作した名所絵のシリーズ作品「名所江戸百景」(めいしょえどひゃっけい)全図と、その目録を合わせた全120図を一挙に公開致します。




日時/2021年6月30日(水)~8月22日(日)
会場/小樽芸術村 旧三井銀行小樽支店
開館時間/最新の開館状況をご覧ください
観覧料/一般500円、学生300円、高校生200円、中学生以下無料 学生証の提示が必要
※上記は状況により変更の場合があります

「名所江戸百景」は、広重が亡くなる2年前の安政3(1856)年から順次刊行され、その死後を合わせたおよそ3年の月日をかけて、118図が版元である魚屋栄吉(「魚栄」)により刊行されます。その後、梅素亭玄魚による目録と二代歌川広重による《赤坂桐畑雨中夕けい》が追加で制作され、119図と目録を合わせた120図で完成となりました。縦長の画面と実験的な構図で、江戸の町とその近郊の名所、そこに暮らす人々の生活の様子が活写されています。また、緻密な彫りと、随所にほどこされたぼかし摺りや雲母摺り、空摺りといった、浮世絵版画の最高級の技術が用いられている点も魅力です。
本展ではさらに、“明治の広重”小林清親(前期)、”昭和の広重”川瀬巴水(後期)の作品もあわせてご紹介します。絵師たちが選んだ江戸の名所をご覧ください。

本展のみどころ①全図一挙公開!
あのゴッホを魅了した名作《大はしあたけの夕立》《亀戸梅屋舗》を展示。
誰もがどこかで目にしたことがある、有名作品そろい踏みのシリーズの全図を一挙に公開致します。

本展のみどころ②江戸の浮世絵職人の仕事を見よ!
作品を間近で見て、彫師の緻密な彫りの技術、摺師の繊細な仕事を存分にお楽しみください。
初摺りとみられる作品も公開。

●関連企画
サロントーク(予約制・各回定員10名)
担当学芸員が本展のみどころをご紹介します。
お電話またはメールにてお申し込みください。(メールには、お名前とお電話番号をご記載ください)
日時/➀7月13日(火)14:00~14:40 ➁8月7日(土)11:00~11:40(各回30分前より開場)
会場/小樽芸術村 旧荒田商会2F
   ※ステンドグラス美術館受付までお越しください
料金/本展のチケットをお持ちの方は無料
   ※受付時に本展のチケットをご提示ください
   ※別日に購入したチケットも利用可能です
   ※チケットをお持ちでない方は当日受付でお買い求めください

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

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