
アメリカで高級宝飾店のティファニー社を創業したチャールズ・ティファニーの跡取り息子で、
ステンドグラス・ガラス工芸・室内装飾など、様々な分野で活躍したルイス・C・ティファニー。
今回のグランドオープンでは、8月22日のプレオープンから公開を開始した
ルイス・C・ティファニー珠玉のステンドグラスコレクションに加え、修復を行った作品2点を新たに展示。
実際にガラスに触ることができる、「技法と構造」に関する展示解説も増設いたします。
またステンドグラスといえば、
小樽芸術村には2016年に開館した「ステンドグラス美術館(旧高橋倉庫)」があります。

こちらは、伝統的な技法で制作されたイギリスのステンドグラスを展示しています。
対してティファニーのステンドグラスは、アメリカで制作された、いわば革新的なステンドグラス。
ほぼ同時代に制作された、対照的なステンドグラスを同じ施設の中でお楽しみいただける、
世界に類を見ない美術館となりました。
お越しの際はぜひ、両方を見比べ、楽しんでいただければと思います。
さらに充実した似鳥美術館のコレクションを、
ぜひ心ゆくまでお楽しみください。