小樽芸術村 OTARU ART BASE

お知らせ

2018/05/02

浮世絵展 第1期開催中!!!

歌川国貞(初代)《白木屋前の三美人》

4月21日(土)から、小樽芸術村浮世絵展 第1期を開催しております。
『浮世』とは、当世風とか最新流行という意味で、江戸の庶民の興味や関心、憧れ・流行の中心であった遊郭や芝居などをテーマに描かれました。
本企画展でも、【くらし】【風景】【ひとびと】【春画】とテーマごとに展示室を分け、歌麿や広重など江戸の人気絵師による錦絵や画帖など200点ほどを3期に分けて展示して参ります。
ただ今開催中の第1期の見どころをご紹介!!

【くらし】

こちらの展示室では、浮世絵に見る人々の暮らしの様子や楽しみをテーマに展示しています。
歌川広重《名所江戸百景》

今期は、歌川広重の人気シリーズ「名所江戸百景」から四季折々の風物や、多くの人々で賑わう三井越後屋などの呉服商、本展ポスターにも掲載した歌川国芳の《讃岐院眷属をして為朝をすくふ図》などを展示中です。


【風景】

日本各地の名所など、風景を描いた作品を紹介する展示室。
葛飾北斎《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》

歌川広重《東海道五十三次》

今期は、葛飾北斎《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》と、歌川広重《東海道五十三次》の中から日本橋から興津までを展示。
画面の中に描かれた小さな人々の、生き生きとした表情にもご注目下さい。


【ひとびと】

鈴木春信、喜多川歌麿、東洲斎写楽など人気絵師による美人画や役者絵などを展示。
歌川国貞(三代豊国)の役者絵

今期は、鈴木春信・東洲斎写楽・喜多川歌麿の美人画、歌川国貞(三代豊国)の役者絵などを展示しています。


【春画】

大胆でおおらか ”おとなの絵本” 春画・肉筆春画をひっそりと展示。
※18歳未満の方は入場できません。


ぜひ、会場でご覧下さい。



また、旧三井銀行本館では、【浮世絵ってどんなもの?】と題して、浮世絵が発行されていた時代背景や、制作過程などを展示しています。
現代の摺師・三田村努氏が手がける河鍋暁斎の「狂斎百図」復刻錦絵の版木と摺り見本を展示中




本企画展に合わせて、浮世絵グッズも販売中!!!


・クリアファイル ・ポストカード ・裏面が双六の浮世絵ガイドブック などのオリジナルグッズ
・Tシャツ ・足袋靴下 ・がまぐち
・摺師の三田村さんが手がける狂斎の「狂斎百図」の復刻錦絵 
 などもあります!
  記念に、お土産に、オススメですよー。







【小樽芸術村 浮世絵展 第1期】

・開催日時:2018年4月21日(土)〜6月12日(水) 9:30〜17:00まで(最終入場30分前まで)
  ※第2期:2018年6月14日(木)〜7月31日(火)、第3期:8月2日(木)〜9月17日(月・祝)
・開催場所:旧三井銀行小樽支店、別棟
・入 館 料:一般 500円、学生 300円


→詳しくはこちらの紹介記事もご覧下さい。


【おまけ】

おっとっと・・・・・!!!!!


扉を開けると笠が遠くに・・・・・!!!(泣)


皆様のお越しをお待ちしております。
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