今週は、4月28日に開館した西洋美術館で展示中のステンドグラスの中から《睡蓮とアイリス》をご紹介いたします。
画像が表示されない方はこちら
睡蓮とアイリス
ジャック・グリュベール
1905~1910年頃 フランス
アール・ヌーヴォーを代表する作家の一人ジャック・グリュベールによる作品です。
グリュベールがこの時期最も好んで描いたテーマである睡蓮やアイリスが、
腐食技法や重ね合わせたガラスで表現されています。
パネル左下のグリュベール本人によるサインには、
名前、ステンドグラス絵付け職人という役職名、住所が記されています。
【パネル左下のサイン】画像が表示されない方はこちら
また、西洋美術館2Fの展望ルームでは、
本作と「花と鳥のいる風景」の制作技法を詳しくご紹介しております。
【技法展示風景】画像が表示されない方はこちら
ご来館の際はぜひご覧くださいませ。みなさまのご来館お待ちしております。(神)