トピック展 院展の系譜
会期:2023(令和5)年4月27日~7月25日
会場:似鳥美術館2階、4階
横山大観《月四題 夏》 画像が表示されない方はこちら
小樽芸術村の収蔵作品による小さな企画展「トピック展」。今回は、「院展」の名で親しまれている日本美術院に関連する作家の作品をご紹介します。
日本美術院は、1898(明治31)年、岡倉天心が新しい日本画の創造を目指し、橋本雅邦や横山大観らとともに創設した美術団体です。財政難や天心の渡米によって一時活動が途絶えますが、1914(大正3)年、大観や下村観山らによって再興されました。現在は、「日展」や「創画会展」と並ぶ国内最大規模の団体として、春と秋に公募展「院展」を開催しています。
本展は、市立小樽美術館で開催される小樽ゆかりの日本画家で、院展同人である福井爽人の展覧会の連携事業として開催するものです。当館4階では、福井の師である平山郁夫の作品も展示しています。市立小樽美術館の展示とあわせてご覧ください。
【出品作】 横山 大観《月四題》《晨暉》、下村 観山《寿老》、小林 古径《赫映姫》《浮舟》、片岡 球子《リヴァー(大雪山のほとりの石狩川)》川端 龍子《長春花》
* 2階、4階で平櫛田中、平山郁夫作品も展示中
■ 市立小樽美術館「追憶の歌ー日本画家・福井爽人展」観覧料相互割引
実施期間:4月29日~7月23日
市立小樽美術館受付で、小樽芸術村4館券または似鳥美術館の入場レシートをご提示いただくと、市立小樽美術館で開催する「追憶の歌-日本画家・福井爽人」の観覧料が2割引になります。
【割引料金】一般700円のところ560円、高校生・市内高齢者350円のところ280円