小樽芸術村 OTARU ART BASE

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2020/05/19

おうちで楽しむ小樽芸術村 第15回 モーリス・ユトリロ《ヴュー・ムーランの教会のある通り》

モーリス・ユトリロ《ヴュー・ムーランの教会のある通り》19141917年頃
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ユトリロは、今から100年ほど前にパリで活躍した画家。おもにパリやフランス国内の街の景色を描いた作品で知られ、日本では特に人気があります。

実は、ユトリロはお酒が大好きで10代の頃から飲酒におぼれ、入退院を繰り返すほどでした。有名な画家だった母親が、心配のあまりお酒をやめさせるため、入院中の息子に画材を与えたのが絵を始めるきっかけだったというから驚きです。もともと才能があったとはいえ、もしユトリロがお酒に手を出していなかったら、すばらしい絵の数々を残すことはなかったかもしれません。次回は、彼の絵の特徴をご紹介しましょう。(佐藤)

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