当館のステンドグラスは、ステンドグラスの後ろ側からLEDの光を当てて、全体が良く見えるように展示しています。
では、光の当たらないステンドグラスはどのように見えるのでしょうか?
今回は、似鳥美術館1Fで展示しているルイス・C・ティファニーステンドグラスギャラリーで展示している《「世の光」ドアをたたくキリスト》という作品を例に、普段の展示ではご覧いただくことのできない、点灯時と消灯時の違いをご覧ください。
左:①点灯時、右:②消灯時
画像が表示されない方は こちら ①・②
消灯すると、色合いや雰囲気がガラッと変わります。
ティファニーのステンドグラスは、ガラスを何枚も重ねて制作されているため、光を通したときに遠近感や色の深みが発揮されるのです。
当館では、ティファニーステンドグラスの制作工程も紹介しております。
ご来館いただいた際にはぜひご覧ください。
(神)