葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 画像が表示されない方はこちら
小樽芸術村の所蔵作品を4期に分けてご紹介する「小樽芸術村浮世絵展」の第1期が、明日で終了いたします。コロナウイルスの影響により会期が短くなってしまいましたが、お越しいただいたお客様からは、「北海道ではなかなか見る機会がない北斎が見られてうれしい」、「有名な作品がたくさんあり見応えがある」といった感想をお聞きすることができ、スタッフ一同うれしく思っております。今回の目玉は北斎の描いた「富士山」ですが、今後もすべての会期で、様々な絵師によって描かれた「富士山」が登場します。似鳥美術館でも、富士山を描いた作品を多めに出展しておりますので、あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。
なお、「春画」の展示は今期のみ。歌麿と北斎の錦絵、版本など17点を展示。雲母摺り、空摺り、板ぼかしなど、様々な彫摺表現がご覧いただけます。18歳以上の方はお見逃しなく。 (磯崎)