講師を務めてくださったのは、札幌芸術の森美術館の岩崎直人 学芸企画担当係長です。

似鳥美術館には現在、14点の木彫作品と3点のブロンズ作品が展示されています。
2Fでは、日本の近代木彫の先覚者・高村光雲の木彫作品を中心に展示を行っており、
3Fには光雲の息子・光太郎のブロンズ作品もあります。
この度は、研究会テーマとして高村光雲・光太郎の名前を挙げていただきました。
しかしそれに留まらず、この二人を取り巻く他の作家や、
仏像の歴史や種類まで、非常に幅広く扱っていただきました!
その中で、彫刻というジャンルの幅広さを改めて感じたのは、
イサム・ノグチの《モエレ沼公園》のお話でした。
札幌近郊の方々には馴染み深いモエレ沼公園ですが、
こちらは「公園全体が彫刻である」と言える、一つの作品だそうです。
このように、彫刻にはさまざまな形態があるのだという驚きとともに、
彫刻についてもっと知りたい、色んな作品を見てみたい、と好奇心が刺激されるような研究会でした。
似鳥美術館研究会は、毎回ご参加の皆様に似鳥美術館観覧券をお渡ししておりますので、
参加後はぜひ似鳥美術館の展示作品を間近でお楽しみください。
きっと新たな発見があるはずです。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
◎次回予告
似鳥美術館研究会「岸田劉生―小樽芸術村所蔵作品を中心に」
・日 時 : 2019年1月19日(土) 10:30~12:00(受付は10:00から)
・会 場 : 旧三井銀行小樽支店(お間違いのないようお願いいたします!)
・講 師 : 金澤 聡美(小樽芸術村 学芸員)
・参加費 : 一般1,500円、小樽市民1,000円、学生700円
※似鳥美術館観覧券1枚付き(1名様1日限り有効)
※ステンドグラス美術館にご入館の際は、別途チケット購入が必要です。
・定 員 : 30名(先着順)
・お申し込み: 参加をご希望の方はご予約が必要です
お電話又はe-mailにて、①氏名②住所③電話番号をお伝えの上、お申し込みください。
電話 / 0134-31-1033 e-mail / otaru-art-base-info@np-inc.jp
・協力・連携: 北海道立近代美術館、札幌小樽芸術文化・観光に関する連携協定
ただいまお申し込み受付中です!
みなさまのお越しを心よりお待ちしております。