
建築学、都市学、経済学、金融学を始め、様々な分野を代表する講師陣を招き、 約1年をかけて小樽を学ぶ研究会。第2回は2/12(日)に小樽のまちの成り立ちを、学びました。

第1回、大雪で欠席となった小樽芸術村顧問、京都大学宗本名誉教授と小樽市総合博物館石川館長のお二人の講演をお楽しみいただきました。
旧三井銀行小樽支店の建築様式を軸に、全10回の研究会の意義について宗本教授から説明、石川館長は旧三井銀行小樽支店を中心とした半径1kmで起こった繁栄を、海運・鉄道・銀行との関係を通して紐解いていただきました。
数字や史実に裏付けされた解説に多くの参加者が真剣に耳を傾けていらっしゃいました。
当時の姿を取り戻した旧三井銀行小樽支店、研究会を通して、皆さんと多くの学びを深めていく予定です。
第3回以降もお楽しみに。
[今後の予定]
- 第3回:2017年3月12日(日)13:00〜 「北のウォール街」の経済
- 第4回:2017年4月9日(日)13:00〜 小樽の銀行建築[まち歩き]
- 第5回:2017年5月14日(日)13:00〜 日本の銀行から見た小樽の銀行
- 第6回:2017年6月11日(日)13:00〜 小樽のまちづくりと景観 運河の保存運動とそれ以降[まち歩き]
- 第7回:2017年8月20日(日)17:00〜 曾禰中條事務所と日本の近代建築
- 第8回:2017年9月10日(日)17:00〜 旧三井銀行小樽支店の資料について
- 第9回:2017年10月8日(日)17:00〜 旧三井銀行小樽支店 建築修理工事について
- 第10回:2017年11月12日(日)17:00〜 旧三井銀行小樽支店の建築の価値(調査結果の報告)