
4月21日(土)、22日(日)に、当ステンドグラス美術館顧問の志田政人先生と、同特別講師の草間幸子先生をお迎えして、ステンドグラス制作体験会が開催されました。
顧問の先生方のおおらかなお人柄と、ご参加下さった皆様の明るい雰囲気で、和気あいあいとした楽しい体験会となりました。
その様子をご紹介します。
- はじめに、ステンドグラスの前で説明を受けました。
- 志田政人先生
- 草間幸子先生
- たくさんのアンティークグラスの中からお好きなものを選んで頂きました。
- 鉛の桟に綺麗にはまるように組み立てていきます。
- プロの技術を間近で見せて頂きました。
- 手元のアップ。鉛の桟の余分な部分を切り落とします。
- 完成!!
参加者の皆様には、先生方があらかじめ絵付けをしたガラスを、鉛の桟にはめ込み、組み立てていく工程を体験して頂きました。
メインとなる、先生が絵付けされたガラスはもちろん、まわりのパーツとなるガラスも全てお好きなものを選んで頂いたのですが、どれも伝統的な製法で作られた味わいのある貴重なアンティークグラス、皆様どれにしようかと楽しみながら選ばれていました。
今回は組み立てがメインの体験会でしたが、絵付けの体験もして頂きました。(作品としては残りませんでしたが、実際のステンドグラスがどのように作られているのか、理解を深めて頂くことが出来たと思います。)
作業中、先生方に気軽に質問されたり、初めて会った参加者様同士で助け合われたりと、堅苦しいところのない、楽しい制作時間でした。
フランスで伝統的技法を学ばれた先生方の、手の使い方、道具の使い方など間近で見ながら、ご自分の作品を組み立てていく中で、ステンドグラス美術館にある作品もこのように作られていることがわかり、感動したと皆様口々におっしゃっていたのが、印象的でした。
体験会の最後に・・・

外の光にかざすと・・・
室内の光ではわからない、アンティークガラスならではの気泡なども見えて、また違った味わいがあります。
自然光を取り入れる窓の装飾として発展したステンドグラス、日の光で見るとやはり綺麗です。
講師の先生を迎えての本格的な体験会は初めての試みでしたので、至らない点もあったとは思いますが、ご参加下さった皆様にはとても喜んで頂けたようで、また参加したいというお声をたくさん頂きました。
その声も後押しとなりまして、7月14日(土)~16日(月・祝)に第2回目の【特別講座 ステンドグラス体験会】を開催することが決定いたしました。
詳細はまた後日お知らせいたしますので、是非ご参加下さいませ。
また、小樽芸術村・ステンドグラス美術館では、毎週土・日曜日に、【ステンドグラス絵付け体験会】を行っております。
志田政人先生の技術指導を受けたスタッフによる体験会です。
こちらもよろしくお願い致します。