製品安全に関する表彰実績
第十二回(平成30年度)製品安全対策優良企業表彰
2連続の経済産業大臣賞を受賞
ニトリホールディングスはこの度、第十二回(平成30年度)製品安全優良企業表彰において以下のポイントが評価され、大企業 小売販売事業者部門において、2016年度に続き2連続で「経済産業大臣賞」を受賞注しました。
注:この表彰は、「経済産業大臣賞」を受賞した企業は翌年応募できない制度であることから、2018年の受賞が2016年に引き続き2連続での受賞となります。
1.サイレントチェンジ防止に向けた品質保証マニュアルの適用範囲拡大
従来は1次メーカーに対してのみ要求していた「品質保証マニュアル」への適用を、2次メーカーさらには部品メーカーに対しても適用するよう拡大指導を行っている。これにより製品を構成する部品等の生産途中の品質変化を防止し、製品の安全性を確保している。
2.海外拠点での技術評価会の実施による安全性評価の展開
日本主体で展開してきた技術評価会を、海外拠点(上海、ホーチミン)においても実施することとし、日本からは海外テレビシステムを介して過去トラブル等の事例を直接指導、サポートを行っている。より生産現場に近い拠点での実施により、効率よく現物の安全性等を評価でき、また対策すべき点も正確に早く、製造現場に伝えられる体制を整えている。
3.海外取引先への技術指導および経営指導・品質改善指導の拡大
海外の委託先企業に対して、他社と取引がある企業に対しても、技術指導や経営指導を企業の壁を乗り越えて進めている。経営者に対する研修では、労働環境や社会的責任についても感じてもらうことを目指している。


第十回(平成28年度)製品安全対策優良企業表彰
経済産業大臣賞を受賞
ニトリホールディングスはこの度、第十回(平成28年度)製品安全優良企業表彰において以下のポイントが評価され、大企業 小売販売事業者部門において「経済産業大臣賞」を受賞しました。第二回受賞(平成20年度)から5回目の受賞となり、今回初の「経済産業大臣賞」受賞となります。
1.一体協業による安全性確保の取り組み
新しい「製品安全、品質向上」のビジネスモデルへの挑戦として、製品安全の製造者責任と販売者責任は、「分断できない、分断させない、人まかせにしない」を理念として、取引先との「一体協業体制」を構築している。安全な製品を仕入れるための品質マニュアルを定め、取引先に対して、製品安全の継続性を目指した生産技術と工場経営の指導を実施している。
2.技術評価の徹底と事故防止策への取り組み
販売する製品の選定の際には、一般的な強度試験はもとより、使用者の環境や使用状況を考え、技術評価会での機能検証・構造検証・耐久テストを実施している。事故防止策として、危険度数値による評価、製品を分解しての構造技術評価、耐久試験機による耐久性評価等を行うことにより、問題点を明確にして事前対策に取り組んでいる。
3.マネジメント教育や工場監査によるサプライチェーン全体にわたる取り組み
取引先に対して、安全な製品を製造することの重要性を、マネジメント手法として教育している。工場の技術指導から製品安全の継続性を目指した工場経営指導を行うことで製品事故の未然防止を図っている。メーカーに対しても監査を実施し、改善の指導を行っている。


第八回(平成26年度)製品安全対策優良企業表彰
商務流通保安審議官賞を受賞
ニトリホールディングスはこの度、経済産業省の第八回(平成26年度)製品安全対策優良企業表彰において、下記のポイントが評価され、商務流通保安審議官賞を受賞しました。第七回小売販売事業部門での受賞に続き、今回は、「製造・輸入事業者部門」での受賞となります。両部門での受賞は製造業及び流通業では初めてのことであり、当社としては、2年連続の受賞となりました。
1.取引先との製品安全文化の共創
取引先を含めたグローバルの小集団活動・QCサークル大会、優良工場への訪問研修など、全取引先が切磋琢磨しながら製品安全文化を共創していく取り組みを推進している。
2.多面的な製品安全検証の実施
製品の分解・構造分析や耐久・応力テストなどの製品安全検証を実施し、得られた製品安全特性データを評価基準に反映・蓄積し、製品の安全性向上を図っている。
3.人材育成による各現場の組織力の向上
自社の「製品安全・品質技術者認定制度」に則り、中長期視点で国内外の人材を育成し、生産、物流、店舗の各現場の組織力を高めている。


第七回(平成25年度)製品安全対策優良企業表彰
商務流通保安審議官賞を受賞
ニトリホールディングスはこの度、経済産業省の第七回(平成25年度)製品安全対策優良企業表彰において、下記ポイントが評価され商務流通保安審議官賞を受賞しました。
1.垂直統合型の製品安全保証体系の構築
製品の開発段階では、FMEA手法を用いた仕様確認、自社テスト設備を駆使した破壊耐久試験などを実施し、また、生産段階では、お取引先工場などの現場指導を行うなど、開発から販売まで垂直統合型の製品安全保証体系を構築している。
2.製品の経年劣化による事故を予防する安全情報の配信
製品の経年劣化による事故・トラブルを予防するため、製品の購入者に対してメンテナンス情報をダイレクトメールで配信するなど、安全情報を適時適切に発信している。
3.製品の製造履歴と販売履歴を紐付けたトレーサビリティシステムの構築
有事の際の対応に備えるため、部品・材料・製造ロットなどの製造履歴情報と、会員カードによるお客様の購買履歴情報を紐付けるシステムを構築し、製造段階から使用段階までのトレーサビリティを確保している。


第五回(平成23年度)製品安全対策優良企業表彰
商務流通審議官賞を受賞
ニトリホールディングスはこの度、経済産業省の第五回(平成23年度)製品安全対策優良企業表彰において、下記のポイントが評価され商務流通審議官賞を受賞しました。
1.取り扱う製品の採用前における技術評価の徹底
取り扱う製品を採用する前に、安全・品質面の技術評価を実施しています。 評価の結果、製品に問題がある場合は採用せず、改善要求を行います。改善後、再評価を行い、安全・品質に問題がある製品の事前確認を徹底しています。
2.取引先工場の生産・品質管理体制の強化
お取引先を選定する際に、工場の生産・品質管理の姿勢及び遵法性などを事前に評価しています。取引開始後には、お取引先に対して「現地確認、セミナー、講義、テスト」等を行い、生産・品質管理体制の強化を図っています。
3.品質を評価できる技術者の育成
2007年度から、品質管理技術者の認定制度を運用し、品質技術の知識向上を図っています。また、従業員の安全・品質に関する意識を改革すべく、様々な生産・品質管理の教育・研修を実施しています。


第二回(平成20年度)製品安全対策優良企業表彰
経済産業大臣表彰 銀賞を受賞
ニトリは、このたび、経済産業省の第二回(平成20年度)製品安全対策優良企業表彰の「大企業小売販売事業者部門」において、銀賞を受賞いたしました。
本賞は、製品安全に積極的に取り組んでいる製造事業者、輸入事業者、小売販売事業者をそれぞれ企業単位で広く公募し、厳正な審査の上で、「製品安全対策優良企業」として毎年表彰するもので、企業全体の製品安全活動について評価されるものです。平成17年から平成20年に取り組んだ、事故予防、事後対応、人材育成について積極的に取り組んでいる姿勢が高く評価され銀賞に選ばれました。
11月17日には、第3回製品安全総点検セミナー会場にて授賞式が行われ、経済産業省商務流通審議官より表彰状と記念盾を授与されました。今後も全社員が製品安全の積極的当事者となり、お客様の期待と要望を実現すべく邁進する所存です。

