重要課題 7
実効性のあるコーポレート・ガバナンス

基本方針

ニトリグループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を経営上の最重要課題と位置づけており、その実現のために、コーポレート・ガバナンス体制の充実が必要であると考えております。コーポレート・ガバナンス体制の充実に向けて、いかなる経営環境の変化にも迅速に対応できる組織体制を構築し、上場企業として公正かつ透明性をもって経営を行う姿勢を貫き、全てのステークホルダーに対して適宜、正確な情報開示を行うと同時に、企業の社会的責任及び企業倫理の確立に向けた社内体制の整備を進めてまいります。

役員一覧

役員一覧

スキルマトリクス

各取締役が保有するスキル等のうち、主なもの最大6つに●印をつけています。

スキルマトリクスの図

社外取締役対談

社外取締役対談のイメージ図

「社外取締役としての役割」「ニトリホールディングスに対する評価」「環境変化への対応(リスクと機会)」「サステナビリティ」などをテーマに、昨年度、当社の社外取締役に就任した井澤社外取締役と安藤社外取締役による対談を実施しました。

統合報告書2022掲載の対談はこちら

統合報告書2021掲載の対談はこちら

取締役会の実効性評価

実効性評価の図

ニトリグループの取締役会は、2022年度の取締役会の実効性を分析・評価するにあたり、前年度に実施した実効性評価で明らかになった課題について、その改善状況や進捗状況を確認しました。また、アンケート形式による各取締役の評価や忌憚なき意見をまとめた上で、その結果をもとに取締役会にて取締役会の機能向上に向けた分析及び各課題に対する討議を実施しました。

アンケートの評価カテゴリーの項目

2022年度における取締役会の実効性評価の結果及び2023年度取締役会の優先課題

ニトリグループ取締役会による分析の結果、ニトリグループ取締役会は、多様な知識、経験を有する者でバランスよく構成されており、取締役会では社外取締役も含めて全ての出席取締役による活発かつ自由な議論が行われていること、開催頻度は妥当であり取締役会の議事運営も適切に行われていることから、取締役会による意思決定及び業務執行の監督の実効性は、当社のコーポレート・ガバナンス基本方針に沿って相応に確保されていると評価いたしました。
一方で、現状の取締役会構成について大きな課題を抱えているとまでは言えないものの、前年度に比べて社外取締役の構成比が低下している点などを踏まえ、多様性の拡充や構成の適正性に関する議論をより深めるべきであると言えること、前年度の実効性評価において課題とした「リスク管理に係る議論の充実」や「社外取締役に対する重要情報の提供の充実」等においては依然として改善の余地があること、並びにそれらの課題の解決を通じて、「ニトリグループの成長戦略に関する議論の深化」をより一層進めていくことが強く求められるものと評価いたしました。
上記のように取締役会の実効性評価により認識された各課題及び各取締役からの意見を踏まえて「ニトリグループの成長戦略に関する議論の充実」を最重要課題と定め、それに向けた各課題に取り組むことで、更なる改善を図ることといたしました。(下図)

取り組みと優先課題のイメージ図

役員報酬制度

役員報酬制度の図

業績連動型株式報酬制度

業績連動型株式報酬制度の図


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