重要課題 6
働きがいのある環境づくりとダイバーシティー推進

基本方針

ニトリグループでは、社会に貢献する真のスペシャリストの育成を目指し、幅広い事業領域の中での配転教育により人材力を高め、「多数精鋭」の組織づくりを実現します。また、ニトリグループで働くすべての人々が働きがいを感じられると同時に、人権尊重(強制労働・児童労働・差別の禁止など)、適正な労働環境(過剰労働防止・法令で定められる以上の休暇確保・法令で定められた最低賃金の支払い・職場の安全確保及び健康で働きやすい職場環境づくりなど)の維持に努め、一人ひとりの個性を尊重し合える、働きやすい職場環境を目指します。

人材育成

社会に貢献する真のスペシャリストの育成を目指し、幅広い領域の配転教育により人材力を高め、「多数精鋭」の組織づくりを実現します。

【配転教育】ニトリ型スペシャリストが持続的成長の礎を築く

8.働きがいも経済成長も。

ニトリグループ独自のビジネスモデルである“製造物流IT小売業”を支えるのは、物事を総合的に考え、新しい価値を創造できるスペシャリストです。その育成のために、2~3年ごとに多様な職種を経験していく「配転教育」は欠かせません。一人ひとりが豊富な知識と幅広い経験を得るために考え出された、人材育成の基盤となる教育システムです。業界や職種の垣根を超えた課題解決を余儀なくされる今の時代に求められるのは、広範囲にわたる領域の知見を活かし、幾多の専門性を組み合わせてイノベーションを起こせる人材。ニトリグループは、配転教育によって個人が専門性の柱を増やし、広い視野から課題を解決に導ける「ニトリ型スペシャリスト」を数多く輩出しています。この強力な“多数精鋭”の組織を強みに、今後も持続的成長を目指します。

【教育制度】二トリグループの未来を支える自律した人材を育成

4.質の高い教育をみんなに。8.働きがいも経済成長も。

従業員教育は、社内の教育機関である「ニトリ大学」が中心となり実施。『「知の深化」と「知の探索」による「イノベーション創出人材」の育成』 を軸に据え、さまざまな学びの機会を従業員へ提供しています。「知の深化」では、ニトリグループが大切にしている理念、知識、経験をより深く学びます。「知の探索」では、社員の飽くなき知的好奇心に応えるために、時代に即した最新技術、価値観、知識を反映したカリキュラムを用意しています。

人材育成のイメージ図

【研修制度】互いに教え合い、高め合う組織へ

4.質の高い教育をみんなに。8.働きがいも経済成長も。

ニトリグループの代表的な研修制度であるアメリカセミナーは、入社2年目で参加する「入門コース」から選抜式の「上級コース」まで様々なコースが存在し、毎年約1,200名が参加します。長年続くこのセミナーの目的は、「豊かな暮らし」を五感で体験し、会社のロマンを再認識すること。ニトリグループのロマンの原点であるアメリカの地で、大衆の暮らしを支えるチェーンストア企業の最新の取り組みや売場、商品を視察し、従業員は多くの気づきと学びを得ます。しかし、2020年度は新型コロナウイルスの影響でアメリカセミナーの全コースが中止。長期的かつ継続的な取り組みが不可欠な人材育成において、その教育の歩みを止めることがないよう、即座に国内での研修に切り替え、様々な研修を立ち上げました。

2019年度アメリカセミナーリーダーコースの様子

【社内表彰制度】成果を正当に評価する仕組みが、改革を生み出す

8.働きがいも経済成長も。

個人・グループ・部署単位の取り組みや成果を会社全体で取り上げ、きちんと評価することで、従業員のモチベーションの向上とイノベーションの創出へと繋げていくため、さまざまな社内表彰制度やコンテストを開催しています。これらは、企業の活性化はもちろん、隠れた能力の発掘や優秀な人材の発見など、組織として発展していく上でも大きな役割を果たしています。

働く環境整備

私たちは、職場の安全確保に努めるとともに、ニトリグループで働くすべての人々が健康で働きやすい職場環境を目指します。

健康経営が、未来をつくる

3.すべての人に健康と福祉を。

ニトリグループでは、従業員一人ひとりの心身の健康こそが企業の成長に欠かせないと考え、従業員とその家族の健康維持・増進に積極的に取り組んでいます。2013年に企業独自の「ニトリ健康保険組合」を設立し、2016年には「健康経営宣言」を行いました。グループのロマンとビジョンの達成と従業員の自己実現のため、会社、労働組合、健康保険組合が一体となって取り組みを続けています。その結果、2021年に5回目となる「健康経営優良法人~ホワイト500~」の認定を受けました。

ダイバーシティー

ニトリグループは、従業員一人ひとりの人権を尊重し、職場におけるあらゆるコミュニケーションにおいて、多様性が損なわれないように調和を図ります。

多様性を尊重する文化・一人ひとりが輝ける環境づくり

5.ジェンダー平等を実現しよう。

ニトリグループでは、ダイバーシティー&インクルージョンを推進しています。結婚や出産、育児、介護や、国籍、LGBTQなどさまざまな事情や背景をもつ従業員が、互いを認め合い、尊重し合える企業文化を醸成することで、働きがいのある環境がつくられ、企業成長にも繋がると考えています。特に女性の活躍支援には力を入れており、例えば、個々が能力を最大限発揮して業務に邁進できるよう、2014年からキャリア支援セミナーを実施。毎回、年齢や立場の違う全国の女性社員が参加し、ワークライフバランスやキャリアプランについてのディスカッションや、働き方についての意見交換を行っています。この場で出た意見が、会社への提言として次の施策につながることも多く、従業員の声を大切にしながら、女性一人ひとりがいきいきと働ける企業を目指しています。

キャリア支援セミナーの様子

仕事とプライベートの両立こそ生産性向上の鍵

4.質の高い教育をみんなに。8.働きがいも経済成長も。

結婚や出産、育児、介護、傷病など従業員が個人の事情にあわせて多様な働き方を選択できるよう、制度の拡充に取り組んでいます。また、制度を活用しやすい風土づくりに向けて、両立支援制度の概要や利用方法をまとめたガイドブックを全社員へ配布し、マネジャー層を対象としたセミナーも実施しています。私たちは、従業員の生活を充実させることで、仕事のパフォーマンス向上が期待できると考えており、ご家族を含めたファミリーフレンドリーな企業を目指しています。2016年には半日有給制度を、2017年には勤務間インターバル制度を導入。同時に、残業抑制に向けて、サービス残業に対しては企業として厳正な態度を示すとともに、月間30時間を超えるペースで残業している本人・管理者に対し人事労務部から案内をおこない、また月間45時間を超えた場合にはマネジメント層へ業務改善報告書の提出を求めるなど、会社全体で残業抑制を推進しています。その他、ワークスタイルの変革に伴い、業務生産性向上を目的に2016年に短時間勤務者向けの在宅勤務制度、2018年にテレワーク制度を導入しました。これら継続的な取り組みが評価され、第5回ホワイト企業アワードにおいて、最優秀賞を受賞しました。