重要課題 6
働きがいのある環境づくりとダイバーシティ推進
基本方針
ニトリグループでは、社会に貢献する真のスペシャリストの育成を目指し、幅広い事業領域の中での配転教育により人材力を高め、「多数精鋭」の組織づくりを実現します。また、ニトリグループで働くすべての人々が働きがいを感じられると同時に、人権尊重(強制労働・児童労働・差別の禁止など)、適正な労働環境(過剰労働防止・法令で定められる以上の休暇確保・法令で定められた最低賃金の支払い・職場の安全確保及び健康で働きやすい職場環境づくりなど)の維持に努め、一人ひとりの個性を尊重し合える、働きやすい職場環境を目指します。
- 関連データ[127KB]
- 従業員データ
- ダイバーシティ&インクルージョンデータ
- 人材育成データ
- 健康と安全データ
ニトリグループの人的資本
ニトリグループが考える人的資本経営は、「未来を担う人材が長く働き続けられること。そしてそれが、企業の成長につながること。」だと考えています。その起点となる人材教育では、上場企業平均の5倍以上に相当する教育投資を実施。そして配転教育を通して、全体最適の視点からさらに幅広い事業フィールドの中で活躍していきます。ここで培った能力は、労働生産性の向上につながるだけでなく、将来のグローバル事業の展開やグローバルで活躍できる人材の育成にも寄与します。ニトリグループでは、このような未来を創っていく人材がより長く働き続けられるよう、男女分け隔てなく全ての人が働きやすい環境づくりを推進。そして、ニトリグループのロマン(志)とビジョンに共感し、新たな未来を担う同志を募るため、採用活動にも注力しています。これら一連の人的資本経営が、当社の従業員エンゲージメントの向上につながっています。
ニトリグループの人的資本の根幹となる、人材教育
長く働き続けられる環境づくり ~ダイバーシティの推進~
ニトリグループは、出産、育児、介護や、国籍、LGBTQなどさまざまな事情や背景をもつ従業員が、互いを認め合い、尊重し合える企業文化を醸成することで、働きがいのある環境がつくられ、企業成長にもつながると考えて、ダイバーシティ&インクルージョンを推進しています。
長く働き続けられる環境づくり ~健康で安全な職場環境~
ニトリグループは、職場の安全確保に努めるとともに、グループで働く全ての人々が健康で働きやすい職場環境づくりを目指します。
未来へつながる、採用活動
従業員エンゲージメント
従業員一人ひとりがニトリグループのロマン(志)とビジョンに共感し、自発的に力を発揮することで、グループ全体の活性化と成長につなげるため、全社員を対象とした「従業員エンゲージメント調査」を半年に1回実施しています。2023年度下半期の調査結果では、全体満足度81.4%(回答人数は5,398名、回答率98.3%)となりました。本結果は、昨年度同時期の調査と比較し、+1.6ポイント向上しております。理由としては、昨年度より「マイエリア制度※」を導入したことにより、特に「働き方の柔軟性」項目における満足度が向上したためと分析されます。引き続き、調査結果については、エンゲージメントの視点で課題を発見・分析し、その改善・改革へとつなげていくと同時に、調査を継続してまいります。
注:就業する地域を一部に限定し、転居なく通勤が可能な制度(詳細は「ダイバーシティの推進 取り組み事例」をご参照ください)